今日は3人目の実習生、山根さんの研究授業にお邪魔しました。
山根さんは真和高校卒業後、熊本大学文学部の総合人間学科に進学して、大好きだった歴史を専門分野として研鑽に励んでいるところです。
今日は、高校2年生の日本史「藤原氏の進出と政界の動揺・民衆と土地政策」という単元で授業を展開しました。奈良時代の政権を巡る争いを、それぞれの政権の特徴を踏まえて考察する授業展開でした。生徒にとって具体像を構築しにくいテーマですが、当時の民衆の生活にも具体的にふれつつ、生徒のイメージが明確になるような工夫が随所にちりばめられていて、教師の意図がうまく反映させられていた授業でした。
山根さんは、後輩である真和の生徒達に「高校時代に感じる学ぶ楽しさは、自分の生涯の支えになるのではないかと今、あらためて感じています」と、この時期に学ぶ事の意味を授業の中で語ってくれていました。