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熊本大学医学部医学科合格 A.Fさん(平成28年度卒業 52期生 真和中学校出身)

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「定期試験が受験につながる」

 六年間の真和での生活、そして受験期を終えて皆さんに伝えたいことを学年ごとに分けて書きたいと思います。科目ごとの勉強法は人それぞれ自分に合うものは違うと思うので、ここでは受験に向けた心構えを主に書きます。

高1

高1の皆さんにやってほしいことは、勉強はもちろんのことですが、それ以外の経験を積むことです。部活やボランティア、なんでも良いので、勉強以外のことにも目を向けてほしいです。課外活動をするようになると忙しくなり、勉強時間は減りますが、短い時間で集中し要領良く勉強する方法が身につきます。これは時間がない受験期にとても役立ちます。また、課外活動をすることは良い経験になるだけでなく、自分の積極性を示せるという点で入試においても必ず有利に働きます。なので、自分の進路が決まったら、それに関連する課外活動もやっておくと良いと思います。(例えば、教育学部に行きたい人は、子どもと関わるボランティアをする 等)

志望学部や志望校も早めに決める方が良いです。さらに志望校が決まったら、受験本番まで出来るだけそれを変えないことが大事だと思います。目標が変わると、モチベーションが下がることがあるからです。そして、定期考査に対しては、全力で取り組んでください。高1(真和中の人は中3から)からの定期考査への勉強は全て受験勉強と等しいです。定期考査で点が取れないところは苦手分野ですので、絶対にほったらかしにせず、苦手分野をなくしていってください。また、評定の高さが自分の進路の選択肢を広げることも忘れないでください。

高2

高2の皆さんは、受験までの時間が短いと焦る人、まだ大丈夫だと緩む人のどちらかに分かれるのではないかと思います。私は皆さんに、是非焦ってもらいたいと思います。高3のセンター試験間際、私を含め多くの人が、あと1ヶ月あれば、あと3ヶ月あれば、と口にしていました。現役生はとにかく時間がありません。受験にフライングは存在しないと言いますが、まさにその通りで、今のうちから受験を意識した勉強をしておけば、後の自分の負担を減らすことができます。

高3

私は推薦入試で合格したので、センター試験と面接のことまで書きます。

高3の皆さんは、ついに自分も受験生になったと緊張感に包まれているのではないかと思います。これからきつい思いをするかもしれませんが、1年間は本当にすぐに終わるので、きついのもあっという間に終わります。頑張り抜いてください。高3になり、定期考査に対してどのくらい力を注げばいいか分からない人がいるかもしれませんが、定期考査に対しては、最後まで変わらず全力で取り組んでください。また、これから多くの模試を受けていくと思いますが、やり直しはスピード勝負だと思ってすぐにやってください。サボるとすぐにたまっていき、手がつけられなくなります。また、模試の結果に一喜一憂しすぎるのも良くありません。判定や順位ではなく、自分が間違えた問題に注目してください。センター試験についてですが、私が最も大事だと思うのは、苦手教科、苦手分野をいかに少なくするかということです。どうしても得意教科の点数を見て安心してしまいがちですが、大事なのは、苦手教科を伸ばすことにあります。センター試験は総合点での勝負です。夏休みは苦手克服の絶好のチャンスなので、逃げずに頑張りましょう。

入試に志望理由書を必要とする人は、秋頃までに仕上げておくと後が楽です。志望理由書を書くポイントは先生に尋ねたり、本やネットで調べると分かります。面接の練習は必ず一回は先生にお願いしてやってもらいましょう。どのような質問がされるのか、過去問を見て研究し、過去問に対しては必ず答えられるようにしましょう。

最後に

入試は、何が起こるか本当に分かりません。最後まで絶対に諦めないでください。みなさんの努力が良い結果に繋がることを願っています。

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