「最後まであきらめない」
こんにちは。私は春から熊本大学薬学部薬学科に通っています。今回は私が受験勉強で経験したことなどをお話ししようと思います。このような文章を書き慣れていないので読みにくいかとは思いますが、少しでも在校生の皆さんの参考になれれば幸いです。
私は高校三年生の夏まで部活動を続けていました。部活を最後まで続けるということは、周りの人と比べて勉強の時間は必然的に減ってしまうので、部活をやめて勉強に集中しようと考えている人もいるかと思います。それも一つの決断としていいと思いますが、辛いことがあっても最後まで成し遂げることはその後の受験勉強に役立つことも多いと思います。勉強ばかりでなく、たまには一息つくことも大切ですし、何よりも私自身、部活で一緒に頑張れる友達と出会い、支え合いながら受験を乗り越えられました。
私はもともと医学部志望でした。しかし、私の成績は医学部を目指すには足りませんでした。なぜ医学部に行きたいかと考えたときに、一つとして研究をしたいという考えにたどり着きました。それなら熊大の薬学部でも同じような研究ができるのではないかと思い、志望校を変更しました。成績が足りないから夢をあきらめるのではなく、その夢を叶えるために他の道もあるのではないかと調べることも大切だと思います。
センター試験の結果は決していいものではなく、判定もよくありませんでした。しかしそこで落ち込むのではなく、気持ちを切り替え前期試験にむけて勉強を始めました。私は前期試験が数学と理科だけだったので逆転合格を狙って毎日学校の二次試験対策授業に行きました。二次試験は各大学様々な特色があります。自分にあった受験方式を調べて選ぶことも志望校を決める一つの手段としていいと思います。前期試験を終えてからも、後期試験にむけてすぐに勉強を始めました。最後まであきらめないこと、これは本当に大切なことだと身にしみて感じました。受験後、もしかしたら受かっているかも…と思うかもしれませんが、ここで頑張れないなら浪人しても頑張れないと思いますし、最後まで頑張ったことは決して無駄にはならないと思います。
そして真和高校の先生方を信じてください。先生方は受験のプロです。普段の授業を真剣に受けること、それが一番の合格への近道だと思います。私自身、授業の大切さに気づき、より真剣に受けてから成績はかなり伸びました。予習復習をしっかりすること、当たり前のようで出来ている人は多くないですし、授業をおろそかにしてまで独学を貫くのもあまりよくないと思います。
最後に、真和高校でお世話になった先生方、友達、家族にはとても感謝しています。今の私がいるのはみなさんのおかげです。ありがとうございました。在校生のみなさんが希望としている進路に進むことができますよう願っています。