令和7年7月6日(日曜日)、育友会主催の文化講演会を開催いたしました。当⽇は猛暑にも
かかわらず、160名ほどのご参加をいただきました。
講師に国語特別指導でも⽣徒の皆さんがお世話になっている⻑⾕剛先⽣をお迎えし、【未来を切り拓く⼒!中⾼⽣が「⾃分はできる!」と信じるための親の関わり方】と題してご講演をいただきました。
⻑⾕先⽣の運営する国語専⾨「志桜塾」では、東⼤、京⼤をはじめとする全国難関⼤学への合格者を多数輩出されています。⻑年にわたり中⾼⽣の親⼦と関わり導いてこられたご経験から、中⾼⽣の⼦どもとの関わり⽅について、お話をいただき、ためになる、⼦育てのヒントになるお話しを聴くことができました。
講演会開始早々にじゃんけんによるペア作りが⾏われ、男⼥や学年を超えてのペアが出来上がりグループワークが始まりました。
今回のテーマに掲げてある「親の関わり⽅」について (1)関係の質、 (2)思考の質、 (3)⾏動の質、 (4)結果の質を⽤いて説明されました。
「勉強しなさい」「頑張りなさい」と強制しても、⼦どもの考え⽅が後ろ向きになり受け⾝になって⾔われたことしか勉強しなくなり、思うような成績が取れない、そうするとますます親⼦関係が悪化していく…といった不幸の連鎖が起こる。では、どうすればよいか?相互理解を深め、⼦どもを尊重すると (1)関係の質が⾼くなり、 ⾃然と⼦ども⾃⾝が前向きな考え⽅になり⽬的意識が⾼まって (2)思考の質が上がる。
それが⼦どもの主体的、⾃発的な⾏動を促し (3)⾏動の質を⾼め、成果が⽣まれ (4)結果の質につながる。すると、ますます (1)関係の質が⾼くなり、成功の循環が起こってくる。つまり、 (4)結果の質を上げるには (1)関係の質を上げることが重要だということでした。
その (1)関係の質を上げるには「愛」「勇気」「夢」が必要だと続けられました。
愛=関⼼を持つこと。相⼿に共感し信頼関係を築いていく、⾃分の⼤切なものを⼤切にしてくれた⼈を⼤切にする。
勇気=ご機嫌でいること。少しの勇気でご機嫌になれ、ご機嫌だと⼈間関係が良い選択ができる。⾃分でご機嫌な姿勢を作っていくことが⼤事。
夢=感謝すること。夢は周囲の応援や協⼒があるからこそ叶えられることであり、ありがとうと⾔ってくれる⼈を⼈は応援したくなる。「ありがとう!たすかる〜!うれしい〜!」
を⼝癖にしよう。
まとめとして、親⼦は合わせ鏡の関係であり、親が幸せならば、⼦どもも幸せで、そうなるための究極の奥義が「あなたが楽しそうに嬉しそうに振る舞っている、そのあり⽅が周りを照らし輝かす」と教えていただきました。
1時間半の講演はあっという間でした。今回の講演では、終始皆さまが笑顔でグループワ
ークにも積極的に参加されているのが印象に残りました。
講演会後のアンケートには「たくさんのありがとうを伝えていきたい」「機嫌よく過ごせるように⼼がけたい」というお声が
たくさん寄せられました。加えて、私たち育友会の運営に対しても「お疲れ様」「ありがとう」という温かいメッセージをたくさんいただき、役員⼀同感激した次第です。今後の活動の励みになりました。
アンケート結果は、下記URLにてご覧になれます。
楽しく学びの多い講演をしていただいた⻑⾕先⽣、またご参加いただきました保護者の皆さま、誠にありがとうございました。この講演会がより良い親⼦関係を築いていくための一助となりましたならば幸いです。
育友会 文化委員 溝上 上笹貫
https://drive.google.com/file/d/1bbgX0EGjksfdGTQJWB8lXddY6uSpCRKJ/view?usp=drivesdk

ご参加いただき ありがとうございました。