令和7年11月6日(金)、市民会館シアーズホーム夢ホールにて、ピアニストの西川 悟平さんをお招きし、芸術鑑賞会を開催いたしました。
西川さんはジストニアという難病を患いながらも、懸命なリハビリによって動かせるようになった7本の指で、ピアノを演奏していらっしゃいます。
今回は真和中学・高等学校の生徒たちのために、トーク&ピアノコンサートの形で、西川さんの波乱万丈な人生や、困難な経験を数々と乗り越えてこられた生き方や考え方を、ユーモアを交えながら楽しくお話ししてくださいました。難病を乗り越え、7本の指で奏でるピアノの音色は、一音目から魂を揺さぶるような響きで、一瞬にして西川さんの世界に引き込まれるようでした。
“Find your
own voice (自分だけにしか出せない音を探せ)”
どんな困難にあっても、失ったものばかりに目を向けず、あるものに感謝をし、人生を前向きに捉えて努力を重ねる西川さんの生き方から、生徒たちはたくさんのことを学ぶことができたのではないでしょうか。
また、夢を叶える3つの法則((1)なりたい自分を明確にイメージする (2)言葉に出し続ける (3)継続する)は、夢を持ち続けること、諦めないこと、挑戦し続けることで、夢はいつか叶う日が来ると、子どもたちに大きな勇気と希望を与えてくれました。
質疑応答では、たくさんの生徒から質問が飛び、「継続する原動力」や「人生で一番大切にしている信念」など、大いに盛り上がりました。
時間ぎりぎりまで生徒の質問に耳を傾け、最後は子どもたちへ“いっぱい失敗して、いっぱい泣いたとしても、未来は明るい”という励ましのメッセージを送られて、幕を閉じました。
鑑賞会で灯った希望の光が、それぞれの今後を豊かにしてくれることを願っています。