心の教育

本校は、法然上人によって開かれた浄土宗の宗門学校で、仏教精神を基盤とした心の教育をしています。
浄土宗法然上人の教えは、手を合わせて「南無阿弥陀仏」とお念仏を唱える人のみが 阿弥陀仏の救いをこうむることができる・・・というもので、厳しい修行を経た者や財力のあるものだけが救われるという教えが主流であった当時の仏教諸宗とは全く違ったものでした。こうした法然上人の教えを今に引き継ぐ学校です。
合掌

登下校のとき四恩塔(学校の校門正面の像)に一礼し、朝のH・Rでは担任の先生・生徒とともに合掌の言葉を斉唱しています。授業では、お釈迦様や法然上人にふれ仏教の教えを学ぶ時間もとり入れ、宗教的情操教育のなかで感謝の心を養っています。
善導寺研修

中学校では、福岡県久留米市の善導寺にて一泊二日の研修で法話を受け、毎食前・食後の「同唱十念(南無阿弥陀仏を10回唱える)」や写経を通して、心を洗い、物事の本質を見極める素直な心を養います。きっといつもとは違う自分が見えてくるはずです。
知恩院研修

高等学校では修学旅行のとき、浄土宗の総本山である京都の知恩院に参詣して研修し、法話を聞いています。 「あんなに正座したのは初めてでとても辛かった。お寺で研修をうけることはもうないと思うので、本当にいい体験だった。」(~生徒感想文~)生徒にとってもよい体験だったようです。