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大阪大学基礎工学部化学応用科学科合格 R.K(平成28年度卒業・52期生)

最終更新日:

「何周も解く」

1、2年生のときは、志望校は決まっていなかったのですが、学校のテストに合わせて決められ範囲を完璧にしていきました。具体的には、授業で習った所をその日のうちに問題集を解き、テストまでには、何周か解くようにしていました。 私が志望校を阪大にするきっかけとなったのは、2年の夏休みに参加した東大研修です。それまでは正直、どの大学にいっても同じ学部であればそこまで変わらないだろうと考えていたのですが、大学によって研究施設や制度が全然ちがうことがわかりました。それから、大学について真剣に考えるようになり、いろいろ調べて2年生の終わり頃に阪大の基礎工学部を第一志望としました。1,2年生のうちは、オープンキャンパスやさまざまなものに参加してみた方がいいと思います。何が自分にとってプラスになるか分からないからです。考え方が変わったり、やりたいことが見つかったりするかもしれません。

 3年生の時は11月中旬までを二次試験対策として、物理は、リードαと重要問題集を、化学はセミナーと重要問題集を、英語は、ネクステ、システム英単語、標準問題精(長文)、数学は青チャートを何周も解きました。そして、解法を全て覚えてパターン化していきました。私がやって最も良かったと思う勉強法は、同じテキストを何度も解き、1冊を完璧にすることです。こうすることで、初めて見た問題でも、自分が知っている問題に置き換えて、解法がすぐに浮かんでくるようになります。ここで大事なのは、しっかりと計画を立ててやることです。終わらせたい期日を決めそこから一日何ページやると決め、あとは、自分が決めたことをひたすらやっていくだけです。こうすることで、何をしていいか分からなくならず、不安も少なくなります。そして、学校の授業が全て終わり、ある程度問題を解いてからは、大学の過去問も解いていきます。私は11月後半までに7年分解きました。

 11月後半からセンター試験までは、二次試験のことはいったん忘れて、センター型の問題だけを時間を短めに設定して解きました。

 センター試験が終わったら、自己採点をもとに受験する大学を決めなければなりません。ここではセンター試験の点数と合格最低点から、2次で必要な点数を出し、逆転幅があるのかどうかを見極めなければなりません。 

センター試験が終わってからは、過去問3年分と阪大模試10年分を解き、ひたすら本番形式に慣れていきました。本番1週間前ぐらいから、過去問と阪大模試のやり直しノートを見直し、自分はこれだけやったから大丈夫という自信と安心をつけていきました。

2次試験で大切なことは、難しいと言われる試験の中にも基本的な問題が多く含まれているので、うまく問題にのり、限られた時間の中で、解けるのと解けないのを見極め、解ける問題を確実に解き合格点までもっていくことだと思います。

 1、 2年生でまだ行きたい大学が決まってないっていう人でも、行きたい大学が見つかったときのたに、学校のテストなど、目の前にある目標に、全力で取り組んでいった方がいいと思います。大学に対してどれだけ強い思いを持ち、自分が決めたことを毎日コツコツやっていけるかだと思います。そして、試験当日、3年間やりきった、努力では誰にも負けないと自分で思えるかだと思います。

私たちは先生方や仲間、家族、本当に多くの人に支えられています。特に受験期不安になったり、焦りを感じたりするかもしれませんが、そんな時、周りの方々のサポートは、心強いものです。皆さんも、周りの人々への感謝を忘れずに、自分の目標に向かって、悔いがないように全力で頑張ってください。自分がやってきたそれまでの努力は最後に大きな自信になります。

 このたびは、受験体験談を書かせていただきありがとうございます。皆さんが、第一志望校に合格されることを願っています。

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