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13期 赤池孝章さん(東北大学医学部教授)

最終更新日:
  • 赤池孝章さん


赤池孝章さんの経歴

昭和53年 (1978 年)真和高校卒業
昭和59年(1984 年)熊本大学医学部卒業
平成 3年(1991 年)熊本大学大学院医学研究科修了(医学博士)
平成 3年(1991 年)熊本大学助手医学部
平成 4年(1992 年)熊本大学講師医学部
平成 5年(1993 年)米国トーマスジェファーソン医科大学客員教授
平成 6年(1994 年)熊本大学助教授医学部
平成13年(2001 年)米国アラバマ大学バーミングハム校客員教授
平成15年(2003 年)文部科学省研究振興局学術調査官(平成18年まで)
平成17年(2005 年)熊本大学大学院医学薬学研究部(医学部)教授
平成23年(2011 年)熊本大学医学部医学科長(平成24年3月まで)
平成24年 (2012 年) 東北大学大学院医学系研究科 環境保健医学分野 教授
現在に至る


現在の仕事内容

熊本大学で、研究と教育に携わっています。
教育は、医学部の学生に基礎医学(微生物学)を教えています。
研究では、活性酸素シグナル情報伝達の解明に力を注いでいます。今まで、活性酸素は人間にとって悪い働きをするものとして考えられていましたが、研究によっていい働きもしていることが分かり、それを研究しています。
この研究は、新学術領域研究として文科省から支援を受けて進めています。さらに研究が血管系や神経系などの病気の新薬開発に発展すれば、動脈硬化などの脳・心臓・血管障害などの生活習慣病・がんの予防・治療につながることが期待されます。

担当S談
赤池教授の研究が世界的に評価され、権威のあるゴードン研究会議に招待されたり、ノーベル賞受賞者からも高く評価されています。


医師を目指したきっかけ

もともと、高校在学中は、研究者になりたくて九州大学理学部を目指していました。高校2年生の時、当時担任だった江上先生に「1つ上のランクを狙って勉強しろ」とアドバイスを受け、医学研究者になることを志して、東京大学ではなく熊本大学医学部を目標にしました。
高校生活は、勉強ばっかりしました。中学時代は、水泳の背泳の選手として熊本県でもトップレベルでしたが、高校では水泳を選ばず、勉強に没頭しました。寮生だったのですが、お風呂に入るのも忘れて勉強する程でした。


在校生へのメッセージ

在校生の皆さん、生物が多様性に満ちているのと同じように学問においても真実は1つとは限りません。努力を積み重ねれば必ず認められ、世界で最初に何かを発見するなど、世界一の研究者になることも可能です。努力をすれば必ず報われます。努力をすれば運もまわってきます。


研究室

取材をした赤池教授の部屋には、真和を卒業するときに、浄土宗門主賞として頂いた額(写真左の「和」とかかれている)が飾られていました。

  • 「和」と書かれている額



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