今日は「福祉体験チーム」が福祉体験活動を行いました。
講師は、熊本県身体障がい者福祉センターの村田さん(真和高校の先輩!)です。
車椅子体験では、まず自分で基本的な操作を行いました。
初めて車椅子に乗る生徒が多く、ほんの少しの段差を越えるのも大変だと驚いていました。
車椅子の向きを考えないと、水道で手を洗うのも難しかったようです。
また、車椅子の介助では、周りの状況を見ながら安全に操作することに苦労していました。
普段気にとめていない昇降口の段差を、優しく越えていくのにも、力の入れ具合に苦労していました。
次の高齢者体験では、特殊な装具をいろいろと用意してくださり、みんなで装着してみました。
当たり前にできると思っていた日常の行動にも、思わぬ困難さがあると再認識しました。
最後のアイマスク体験では、いつも通りなれた通路の短い距離でも、怖さがあることを知りました。
介助では、車椅子や高齢者の場合と同様、こまめに声かけをすることの大切さを痛感しました。
今回、いろいろな体験を通して、相手の立場に立つことや状況を判断すること、コミュニケーションを取ることの大切さを学びました。
また、今までよりもっと、他の人に対して優しさを持てるようになった気がします。
今後、この体験で得たことを他の人たちにも伝えていきたいと考えています。
村田さんには、ご多用中のところ長時間にわたりご指導いただき、ありがとうございました。