seize the day(フレッシュ真和中1年生)
中学生の教室のある2Fには「今月の言葉」を掲示するコーナーがあります。
書道部の中学生が、生徒たちの心に響く言葉をしたためてくれています。
水無月の言葉は、「天行健」(てんこうけん)です。
中学3年生の永野さんが言葉を選んで、作品に仕上げてくれました。
永野さんによると「天行健」とは、
「この天の規則正しい運行のように、君子も自ら勤勉に学問に励み、人と穏やかに交わり、職務を全うし、何事も怠ることはなく健全に行われなければならない。」
という深い意味のある言葉だそうです。
調べてみると、『易経』に「天行は健なり。君子もって自彊(じきょう)して息(や)まず。」という一説があり、君子(リーダー)のあり方を説いた言葉とありました。
真和中の生徒たちに、ぜひ覚えておいてほしい言葉です。
永野さん、素敵な書をありがとうございました。
さて、期末考査まで2週間を切り、各教科の試験勉強にも熱が入ってきたようです。
写真は、中学1年生の6/16(木曜日)の週テスト(英・数)の様子です。
みんな真剣に時間いっぱい取り組んでいました。
答案は、真和中・高の英語科・数学科の職員全員で分担して採点し、その日のうちに返却されています。
成績優秀者は中1の廊下に掲示されますので、生徒たちの注目を集めています。
今回も初めて掲示の中に名前が載り、目標を達成した生徒の笑顔と歓声がありました。
また、放課後には補習で理解が不十分なところを克服していく取組をしています。
教科担当者を中心に、間違えやすいところの解説や個別指導を行っています。
木曜日は7時間の通常授業の後、数学の補習を行い、8時間授業の様相を呈していました。
生徒たちは疲れたかもしれませんが、「天行健」の言葉のように、勤勉に怠りなく、意欲的に取り組んでいました。