輝く先輩
卒業生・OBメッセージ
MESSAGE
大塚 久生さん
真和中学・高等学校 数学科 教諭

真和で6年間過ごし、卒業後真和で数学の教員をしています。42期の大塚久生です。
真和中学校に通っていたときに、てんかんを発症し服薬しながら中学生生活を送ることになりました。病気になったことで好きだった体育の水泳は全て見学になったり、ちょっとした言葉に傷ついたりと、多感な時期に辛さもありました。また薬の副作用で眠くなるということもあり、少しずつ成績も下がっていきました。今振り返ると、当時の私は少し投げやりな感じだったのかもしれません。
そんなある日の終礼で担任の先生に応接室に呼び出されて向かうと、そこには母の姿。なぜ母がいるのか驚きつつも、親子で担任の先生の話を聞いて、前向きに頑張らないといけないなと感じたことを、今でも印象的に覚えています。病気のこともあり指導しづらかったであろう私のことを表面上だけの指導ではなく本気で考えて、叱るべき時はしっかり叱ってくれた当時の担任の先生の姿。それを見て教員って良い職業だなと感じました。
真和の魅力は、先生方だと思います。担任の先生も教科担当の先生も、常勤の先生も非常勤の先生も、親身になってくれます。どの先生の授業も一流ですが、ただ授業をするだけでなく、生徒の成長のためにどう接するかどう声掛けするか考えています。真和の生徒にとってはそれだけ成長のチャンスがいたるところに転がっているということです。夢を持っている人も、まだ決まっていない人も、文系科目が好きな人も、理系科目が好きな人もどんな人でも真和で一緒に成長しましょう。6年間で新しい自分に出会いましょう。真和であなたに出会えることを楽しみに待っています。
大和 賢佑さん
真和中学・高等学校 社会科 教諭

真和で3年間過ごし、大学卒業後に真和で社会科の教員をしています、47期の大和賢佑です。真和で過ごした高校時代には多くの友人や先生方に支えられて過ごした様々な思い出があります。
私は真和高校時代に、勉強や部活動と同じくらい取り組んだことが1つあります。それはボランティア活動です。きっかけは先輩の誘いでした。様々な活動への参加を通して、国籍や世代を超えた様々な人と出会い、様々な考え方に触れることができ、今の自分がいると思っています。真和では自分がやりたいと思ったことを全力で応援してくれる環境が整っています。また、先生方も生徒一人ひとり親身になって関わってくれるため、自らの可能性を広げることもできると思います。
先日、友人の結婚式に参加したときに、久しぶりに真和の友人達と会いました。医療従事者として患者のために日々奮闘している友人、製薬会社に勤め社会全体の健康を想っている友人など、様々な分野で活躍している友人です。異なる分野で働いていても、話に出てくるのは高校時代の懐かしい思い出ばかりでした。文化祭や修学旅行、教室で過ごした何気ない日々、その一つ一つが現在の教員生活に生かされていると思います。
みなさんも真和で多くを学び、充実した学生生活を過ごしてみませんか?そして、みなさんが今から出会うすべての「縁」を大切にしてほしいと思います。みなさんと真和高校で出会えるのを楽しみにしています。
村田 遼太さん
製薬会社 研究員/熊本大学大学院卒業 薬学博士

私は現在、新しい薬剤の開発や治療法の確立を目的とした研究を日々行っています。
研究者を目指したきっかけは、高校1年生のときにiPS細胞を発明した山中先生がノーベル賞を受賞したニュースを見て、「こんな新しい医療が生まれるんだ」と胸が高鳴り、自分もその最前線で研究したいと思ったからでした。
真和での中学・高校生活を振り返ると、部活や数学、時々化学と自分の好きなことばかりに熱心だったので、あまり模範的な生徒ではなかったかもしれません。それでもやりたいことを応援してくれる先生方や仲間に囲まれ、とても恵まれた環境の中で過ごすことができました。
これから中学生・高校生になる皆さんにも、好きなこと・やりたいことを見つけて、それに打ち込んで欲しいです。若い皆さんの力は自分の思うより強く、色々なことをやり遂げられる力に溢れています。ぜひ真和で充実した学生生活を送りながら、自分だけの未来を切り拓いてみませんか。
林 碧惟さん
沖縄科学技術大学院大学 量子アーキテクチャユニット ポストドクトラルスカラー

私は、現在ポスドク研究員として研究をしています。私の持つ研究者としての素養、特に思索力と対話力の基礎に、真和高校での経験が活きていると感じます。
思索力は研究職では欠かせません。その基礎は、科学オリンピックの内容を含む発展的な数学や物理に取り組む中で培われました。数をこなすわけではない、一つの問題にじっくりと向き合う私の勉強スタイルを受け入れ、サポートしてくださる環境が真和にはありました。
また、対話力も研究者として建設的な議論を行う上で必要です。このような対話は英語で行います。真に対話力を成長させるためには、単純な英語の受験勉強だけでなく、実践的な訓練も必要不可欠です。私は、英語ディベート部で実践的な経験を積むことができました。このように、真和にはあなたに必要な力につながるチャンスが眠っています。
私の理想的な研究者像は、自分の哲学に基づいて研究分野のより良い未来につながる研究をする研究者です。真和で培った能力を糧として、このような研究者を目指していきます。